ソフトB新外国人コリン・レイが入団会見 15日実戦へ「準備出来ている」

[ 2021年5月8日 12:17 ]

<ソ・西8>入団会見を行った、C・レイ(球団提供)
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 ソフトバンクの新外国人、コリン・レイ投手(30)が8日、オンラインで入団会見を行った。新型コロナウイルスの影響で来日が大幅に遅れ、4月23日に福岡に到着。2週間の隔離期間を経てチームに合流した。この日はペイペイドームで背番号26を披露し、ランニングなどで汗を流した。

 アメリカではブルペンの回数を増やすなどピッチを上げて調整を進めてきた。「もう試合で投げる準備はできている。ホークス(の一員)で投げられることが楽しみ」と気合い十分だ。

 新助っ人は15年にパドレスでメジャーデビュー。その後はマーリンズを経て、19年からカブスに在籍。ダルビッシュとは元同僚の関係で「彼からはいろんなこと学んだ」と日本野球について話し合ったという。1メートル96の長身から投げ下ろす150キロ台の速球と多彩な変化球を武器に、同年は3Aでリーグ最多の14勝を挙げ、120奪三振をマークした。メジャー通算35試合で8勝8敗、1ホールド、防御率4・79の成績を残している。

 「先発として長い回を投げるのが仕事」。千賀、東浜不在の先発投手陣の救世主として期待されている。

 今後は筑後のファーム施設で調整を行い、11日にシート打撃に登板予定。状態の確認を行い、15日ウエスタン・リーグ中日戦(タマスタ筑後)で来日初登板を目指す。

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