オリックス・大下 倍増の840万円で更改 先輩の阪神・大山と自主トレ計画「来年は2桁本塁打と3割」

[ 2020年12月2日 17:00 ]

<オリックス 契約更改> 契約を更改し、年俸が倍増し、くす玉を割る大下 (撮影・平嶋 理子)                                                     
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 オリックスの大下誠一郎外野手(23)が2日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、420万円増となる840万円で更改した(金額は全て推定)。

 白鴎大から育成選手として今季入団した大下は、9月14日に支配下選手登録(年俸420万円で支配下選手契約)されると、翌15日の楽天戦でデビューし、いきなり初打席で辛島の直球を初本塁打する“あいさつ代わり”の一発を放った。今季は32試合に出場し、打率.216、2本塁打、9打点をマーク。倍増となった契約更改については「自分の評価をしてくださって、うれしかった。右も左も分からないまま入団して、毎日苦しかったですけれど、自分で何とかはい上がってやろうと思ってやってきた。初打席初本塁打の時は、今までやってきたことが間違いではなかったと」と、振り返った。

 今オフは白鴎大の先輩でもある阪神・大山と、大学で自主トレを計画中。「(1軍の舞台で)自分の力が通用したとは思ってないです。来年は絶対サードのレギュラーを獲るつもりで。2桁本塁打と3割目指して。(こうやって強気で言うのは)自分を奮い立たせるためです」と来季を見据えていた。

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2020年12月2日のニュース