楽天・酒居は400万円増の4000万円でサイン 人的補償で移籍1年目「もっとできたのかな」

[ 2020年12月2日 12:33 ]

契約更改交渉に臨んだ楽天の酒居知史(C)Rakuten Eagles
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 楽天の酒居知史投手(27)が2日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円増の年俸4000万円でサインした。

 ロッテにFA移籍した美馬学投手の人的補償で今季から楽天に新加入した。移籍1年目のシーズンを「まずは信頼を得るという気持ちで2月のキャンプに入った。実績のある投手からたくさん学ばせてもらった。どの選手も野球が好きなんだなというのを感じた」と振り返った。

 開幕から中継ぎでフル回転し、ブルペンを支えた。46試合に登板して3勝2敗、防御率3・65という成績を残し「昨年と比べると少し落ちる部分もあって、反省もある。もっとできたのかなという思いがある。2点台、1点台で投げ抜くことがチームとって必要」と自己評価した。

 どんな場面でもマウンドに上がれる強みを持つが、勝ちパターンの継投に入ることが目標だ。「50試合以上、防御率は2点台」と具体的な数字を掲げた上で「中継ぎに実績のある投手がたくさんいる。その人たちを押しのけて、いいところで投げられるように、2月(のキャンプ)からしっかりアピールしていきたい」と意気込んだ。(金額は推定) 

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