キャンプインまでの時間をどう使うか…名将が説いた“目標を明確にする”ことの大切さ

[ 2020年12月2日 09:00 ]

日本シリーズMVPに輝いたソフトバンク・栗原は笑顔を見せる(撮影・岡田 丈靖)
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 横浜高校の監督を長年に渡って務めていた名将・渡辺元智氏(76)は、高校生に「目標がその日その日を支配する」と言い続けてきた。その日の練習でどんなことを意識して取り組むのか、漠然とやるのではなく、目標を明確にすることが上達につながると説いていた。

 4年連続で日本シリーズを制したソフトバンク。今年は例年に比べてオフの期間は短いため、すでに来季に向けてトレーニングを再開している選手もいる。若手選手にとっては、オフの過ごし方が最も重要だろう。コーチの指導を受けられないから、自らが考えて、練習する必要がある。

 ソフトバンクの王貞治球団会長は、今季17本塁打を放ちブレークした栗原について、こんな発言をした。「20本か30本か目標は分からないけどね。打率も上げたいだろうし、若いうちは大ボラを吹いてもいい。達成できなくてもいいんだから。そこに向かってチャレンジしたことに意義があるんだからね。大きな目標があるとね」。楽々クリアできる数字ではなく、より上の目標を設定することが、来季以降の活躍につながると見ているのだろう。

 気がつけば12月。2月のキャンプインまでの時間をどう使うか。渡辺氏の言葉は高校球児だけでなく、プロ野球選手にとっても、大事な言葉だと思う。(記者コラム・川島 毅洋)

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