ソフトバンク・和田 あぶさん魂受け継ぐ!水島新司氏に「特徴を捉えたフォームを描いてもらった」

[ 2020年12月2日 05:30 ]

ドームを訪れた、和田(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンク・和田毅投手(39)が1日、「水島魂」で来季の活躍を誓った。チームの現役最年長となった左腕は漫画家の水島新司氏(81)の引退の一報を聞き「漫画に何回も登場させてもらった。自分が絵になるのは初めてだったのでうれしかった。特徴を捉えたフォームを描いてもらった。あぶさんはずっと読んでいたので“また出ているな”と思っていた」と感謝した。

 シーズン中はグラウンドで談笑することもあり「何回かお会いしたけど、気さくに話してもらった」と振り返った。「ゆっくり休まれて、時間ができると思うので、またどこかでお会いできたらいいなと思います」と再会を心待ちにした。

 1973年から2014年まで長期連載となった「あぶさん」では、主人公の景浦安武が62歳まで現役を続けた。来年2月に40歳となる和田は「情熱もそうですし、水島先生も惜しまれながらの勇退だと思う。自分も選手としてはそれが一番の理想だと思う。必要とされる限りはやっていきたいと思う」と1年でも長くユニホームを着てマウンドに立つ決意を新たにした。

 今季は開幕からローテーションを守り8勝1敗、防御率2・94の成績を残し、チームの3年ぶりのリーグ優勝、4年連続日本一に貢献した。例年よりもオフが短くなるが「休み過ぎても体が元に戻るのは時間がかかる。休もうという気は全くない。来年も勝負できる準備をしていきたい」と19年目のシーズンを見据えていた。(川島 毅洋)

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2020年12月2日のニュース