NTT東日本・上川畑 大舞台で意地!井端氏の教えで今大会初ヒット

[ 2020年12月2日 05:30 ]

第91回都市対抗野球大会準々決勝   NTT東日本8―0四国銀行 ( 2020年12月1日    東京D )

<四国銀行・NTT東日本>4回無死満塁、走者一掃の左越え適時二塁打を放つ上川畑(撮影・会津 智海)
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 第91回都市対抗野球大会は1日、準々決勝2試合が行われた。NTT東日本(東京都)は四国銀行(高知市)を8―0で下し、優勝した17年以来、3年ぶりの4強入りを果たした。

 NTT東日本の上川畑が、名手の教えで躍動した。3点リードの4回無死満塁から走者一掃の左越え二塁打。「次につなぐ気持ちで脱力して打てた。1本出てホッとした」と今大会初安打を喜んだ。右投げ左打ちの遊撃手は、臨時コーチを務める井端弘和氏(元中日など)に指導を受け「守備も打撃も脱力が大事と学んだ」と感謝。予選ではレギュラーも都市対抗2回戦でスタメン落ちしたが、教えを生かして大舞台で意地を見せた。

 守備に定評があり、社会人2年目の今年はドラフト候補に挙がったものの指名漏れ。「1週間ほど落ち込んだ。守備だけじゃなく走、攻、守でチームに貢献すれば(指名も)見えてくる」と悔しさをバネにレベルアップを期す。(柳内 遼平)

 ▼四国銀行・柴田(敗退も悪性脳腫瘍から復帰して初の8強に貢献。この日も2安打)ドームで打つためには何をすべきかを考えてやっていきたい。戻ってくる場所を用意してくれた会社と執刀医の先生に感謝したい。

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2020年12月2日のニュース