水島新司氏 81歳突然の発表 画業「63年」で幕…野球殿堂入りも辞退

[ 2020年12月2日 05:30 ]

引退を発表した水島新司さん。草野球の背番は「あぶ3」
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 漫画家の水島新司氏(81)が1日、所属事務所を通じて「今日まで63年間頑張ってまいりましたが、本日をもって引退することに決めました。これからの漫画界、野球界の発展を心よりお祈り申し上げます」とコメント。引退の理由は明らかにしていない。2018年に週刊少年チャンピオンで「ドカベン」シリーズを完結した際、編集部は「画業引退ではない」としたが、次回作は発表せずペンを置いた。出版社への事前連絡もなかったという。

 1958年デビュー。「ドカベン」「あぶさん」などで野球漫画の第一人者として活躍。投球や打撃フォームのリアルさはファンを引きつけただけでなく、多くの漫画家が参考にした。作品には実在のプロ野球選手が登場。球界の信頼も厚かった。出版関係者は「漫画家が引退宣言するのは異例。野球に深く関わってきた人だから、選手のような引退宣言を選んだのかもしれない」と話した。

 この日、来年の野球殿堂入り候補者が発表されたが、水島氏は、審判員やアマを含め球界に貢献した人が対象になる特別表彰を「心境の変化」を理由に辞退した。18~20年の選考ではリスト入りしていた。

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