オリックス・黒木、山崎颯が支配下登録 中継ぎ陣の救世主期待

[ 2020年12月2日 05:30 ]

オリックスの黒木優太投手
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 オリックス・黒木優太投手(26)が、支配下選手登録されることが1日、分かった。近く正式に発表される。

 黒木は昨年2月の春季キャンプ中に右肘痛を発症。同6月に、右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)を受けて、育成契約を結んでいた。今年10月22日のウエスタン・リーグ、阪神戦で実戦復帰し150キロを計測するなど順調に良化し、支配下復帰が決まった。

 2年連続の最下位に沈んだチームは、得点力不足が深刻な一方で、救援陣の整備も重要事項の1つ。8回をヒギンス、抑え役をディクソンが務めたが、シーズンを通して勝ち継投を確立できなかった。黒木は1年目の17年にいきなり必勝パターンを託され、55試合で6勝3敗、2セーブ、25ホールドを記録した実績があり、右腕の復権に期待が懸かる。

 また、山崎颯一郎投手(22)も、支配下選手登録されることが判明。昨年8月に右肘内側側副靱帯再建術を受け、育成契約を結んでいた。期待の両腕が、再びスタートラインに立つ。

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2020年12月2日のニュース