ヤクルト・ドラ4元山 目標の選手は新庄剛志氏「観客の方をワクワクさせる」

[ 2020年12月2日 05:30 ]

ヤクルト新入団選手発表フォトセッションでポーズをとる(前列左から)元山、山野、高津監督、木沢、内山(後列左から)丸山、赤羽、並木、嘉手苅、下、松井(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトは1日、都内で新入団選手発表会を開いた。新型コロナウイルスの影響から今年は会場にファンを入れず、オンラインで開催。ドラフト4位・元山(東北福祉大)は、目標の一人に元日本ハムの新庄剛志氏(48)を挙げた。

 「新庄さんは、観客の方をワクワクさせるような選手。自分もそういうふうになりたい」。きっかけは小学校時代。「テレビで見ていて面白かった。こういう人になりたいと思っていた」という。印象的なパフォーマンスは06年6月6日の阪神との交流戦で、48メートル上の札幌ドームの天井からゴンドラに乗っての登場。「神宮はドームじゃないですけど、僕も天井から降りてきたりしたい」と夢は膨らむ。

 1メートル80の大型遊撃手。広い守備範囲に定評があり、3年時には大学日本代表にも選ばれた。大学監督の元西武・大塚光二氏からは「トークも学ばせてもらいました」と野球以外も仕込まれた。

 チームはエスコバーの退団も決まり、遊撃手のレギュラーは不在だ。元山へかかる期待は大きく、宮本氏がつけた背番号6を背負う。「このユニホームのように輝きたい」。目立つためにも、まずは定位置奪取を目指す。(川手 達矢)

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