セガサミー守護神・陶久、痛恨被弾に悔し涙「抑えたい気持ちが焦りに」

[ 2020年12月2日 18:57 ]

都市対抗野球第11日・準決勝   Honda6―2セガサミー ( 2020年12月2日    東京D )

<都市対抗野球準決勝 セガサミー・Honda>タイブレークの延長10回2死満塁、Honda・佐藤(中央)に勝ち越しの満塁本塁打を浴びたセガサミー・陶久(撮影・木村 揚輔)
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 セガサミーはタイブレークとなった2―2の10回表2死満塁、守護神・陶久(すえひさ)亮太投手(29)がHonda・佐藤竜彦外野手(26)に中越え満塁ホーマーを喫した。準々決勝までの3試合、終盤2回を無失点に抑えていた右腕が、チーム初の決勝進出をかけたマウンドで痛恨の1球を悔やんだ。

 「内角をツーシームが真ん中に入って…。抑えたい気持ちが焦りになってしまった」。試合後は悔し涙を隠さなかった。

 今季就任した元広島の西田真二監督(60)は健闘したナインを称えつつ、冷静に振り返った。「こういうチャンスはなかなかないから、決勝に行かせてやりたかったけど…。富士山の頂点までもう少しだったけど、下山してしまった。申し訳ない」。プロ野球・広島で13年間プレーした勝負師は潔く敗戦を受け入れた。

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2020年12月2日のニュース