王会長 引退の水島氏ねぎらう「よく応援していただいた。少しのんびりしてください」

[ 2020年12月2日 05:30 ]

水島新司氏が漫画家引退 ( 2020年12月1日 )

05年6月、水島新司氏(左)と打撃談議を交わすソフトバンク・王監督
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 作中に登場した選手、愛読して育った選手…。引退を表明した水島新司氏に対し、ソフトバンク・王貞治球団会長(80)、元横浜監督の牛島和彦氏(59=スポニチ本紙評論家)ら、野球界の各方面から惜しむ声、ねぎらう声が上がった。

 自身とは別のフィールドでともに歩み、昭和から平成、令和へと野球界を盛り上げてきたレジェンドだった。ペイペイドームで取材に応じた王会長は、1歳年上の水島氏をねぎらった。

 「引退ということだよね。体のことではないから良かった。長い間、あぶさんでね。(野球界の発展に)貢献してくれました。今までずっと忙し過ぎたから、少しのんびりしてください」

 代表作の「あぶさん」では主人公の景浦安武が南海、ダイエー、ソフトバンクで活躍。作中では王会長が景浦の現役続行の背中を押し、62歳で現役を引退した後も、王会長の誘いで再び指導者としてユニホームを着るシーンも描かれた。

 水島氏は宮崎キャンプにも視察に訪れるなど、親交は続いた。王会長はシーズン中は球場で激励されたことを懐かしみ「よく応援していただいた。メットライフドーム、東京ドームにも来ていただいてね」と改めて感謝の思いを口にした。

 ソフトバンクは今季、日本シリーズで巨人を2年連続で4連勝で下すなど4年連続の日本一を達成。かつての弱小球団から常勝チームに変貌を遂げた。また、近年はパ・リーグ全体としても、交流戦や日本シリーズでセを圧倒している。王会長は「(コロナ禍の今年は)グラウンドに来られなかったけど、応援してくれていたと思う。今のパ・リーグの隆盛を喜んでくれていると思います」と、しみじみと語った。(川島 毅洋)

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