中日・藤井は現状維持 1軍出場なしも2年契約の2年目、来季目標は「40歳にしてキャリアハイ」

[ 2020年12月2日 05:30 ]

複数年契約であることを明かし、来季への思いを語る藤井(撮影・椎名 航)
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 中日・藤井がナゴヤ球場で契約更改交渉に臨んだ。15年目の今季はプロ入り初めて1軍出場がなかったが、昨オフに2年契約を結んでいたことを明かし、現状維持の4200万円でサイン。チーム最年長野手は「現役でやる以上、いくつになっても1軍でレギュラーでプレーする気持ちを無くしたら、プロ野球選手じゃなくなる。その思いを持っているからこそ、1年間ファームで過ごした」と悔しさをにじませた。

 ただ、ファームでは20歳以上、年の離れた石川昂らと汗を流し「新しい世界があった。考え方の引き出しが増えた」と若手に刺激を受けたという。短距離のタイムなどは若手選手に勝つなど体力面は衰え知らずで、来季の目標を「40歳にしてキャリアハイ」と宣言し、不惑のシーズンに雪辱を誓った。

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