中日でまた保留…福谷「他球団の契約更改も見たい」 サインしなかった3つの理由とは

[ 2020年11月27日 14:37 ]

サインを保留した中日・福谷浩司
Photo By スポニチ

 中日の福谷浩司投手(29)が27日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、サインを保留。「金額よりは他チームの契約更改の結果も込みで考えたいです、と話しました。それが一番の理由」と説明した。26日の木下拓に続いて、球団では2日連続の保留者となった。

 先発転向2年目の今季は、大野雄に次ぐ8勝をマーク。先発ローテーションの一角として、チームの8年ぶりAクラス入りに貢献した。

 ただ、球団側の提示額がいくらかではなく「保留するというのはすぐに決まった」と告白。その背景には3つの理由がある。

 まず1つ目に「僕は今年、結果的に8勝できたが、野手の人やリリーフの人に助けてもらった。運が良かった。祖父江、阿部、木下、福、(高橋)周平、京田の6人には満足いく評価をしてほしいと伝えました」と白星を援護してくれた野手や救援陣の評価方法について尋ねたという。

 2つ目に「査定にどこまでチームの方針が反映されているのか分からなかった。監督やヘッド、コーチが選手にこんなところを求めているといいうのが分かった方が良いと伝えました」と球団、首脳陣が一体となったチーム作りの上での査定を求めた。

 そして3つ目は「(春季キャンプの)読谷で(ドラフト1位)石川昂と同じ部屋だった。彼らを本当に尊敬するし、4年後5年後、中心選手になった時に、シーズン後、皆が来年に向かって良いモチベーションになるほうがいいと思い、お伝えしました。今、来年に向けてチームがどうしたいか、入った方がいいのでは」と将来的なビジョンについて尋ねたという。

 慶応大出身のインテリ右腕らしく理路整然と保留理由を語った。今季の推定年俸は1800万円で、自身の査定については「(希望額から)離れていたというか、もう少し」としながら、仮に満足いく額を提示されていたとしても上記に述べた理由を元に「保留はあり得ました」ときっぱり話した。

 中継ぎ時代は成績不振で「査定ポイントも細かく見てなくて、毎回下がる年俸を見て“すみませんでした”という感じでした」と謝罪。

 その上で今季、8勝と復活した背景にはチームメートが欠かせなかったことを強く訴え、将来的な常勝軍団をつくるためのより良い査定方法を求めた。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年11月27日のニュース