“負けず嫌い”中日・笠原 400万円減で更改 「首脳陣後悔させたい」の目標は来季へ持ち越し

[ 2020年11月26日 21:20 ]

1軍登板がなかった中日・笠原はダウン更改にも納得の表情
Photo By スポニチ

 中日の笠原祥太郎投手(25)が26日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、400万円減の年俸1250万円でサインした(金額は全て推定)。今季はプロ入り初めて1軍登板がなかった。

 19年に初の開幕投手を務めたが、今季はキャンプから2軍スタート。開幕後も1軍昇格を果たせず、夏場には右脇腹を負傷。ファームでシーズンを終えた。減額制限となる25%に近い大幅ダウンにも「今年は何もできなかったシーズン。予想はしていました」と納得の表情。「チームがAクラスなったのはすごいことだが、その年に僕は何もしていないので、正直勝っていても悔しいような、もどかしいような気持ちがありました」と心境を吐露した。

 「首脳陣の決定を後悔させたい」―。胸に秘めた悔しさを晴らすことはできなかった。18年秋の日米野球で侍ジャパンのメンバーに選ばれた左腕は、昨季、初の開幕投手を務めた。だが、不整脈の影響もあり3勝止まり。

 雪辱を期した今季も出だしからつまずいた。キャンプはまさかの2軍スタート。同期入団の京田や木下雄らと食事中、その通達を聞いた。「最初は2人には黙っていたけど、その場で言いました。言えたから切り替えられた」。2軍・読谷球場で汗を流し、キャンプ中には1軍に呼ばれたこともあった。

 新潟出身の色白左腕は優しい顔立ちから温厚な性格に見えるが、人一倍の負けず嫌い。キャンプ2軍スタートとなった悔しさは隠せず「首脳陣の決定を後悔させたい。ぎゃふんと言わせるピッチングをやりたい」と意気込んでいたが、夏場にはファームで右脇腹を痛め、ウエスタン・リーグでも登板10試合にとどまった。

 5年目の来季に向けて「今年は何もできなかったシーズンだったので、来年はこの悔しさを晴らせるように1年間1軍で投げられるようにしっかり頑張りたい」と意欲。そして「1軍で投げて勝つことが大事。キャンプから結果を残して大野さんの次の左投手の先発になれるように、大野さんに追いつけるようにしていきたいです」と沢村賞左腕に続くローテの一角を狙うことを誓った。

続きを表示

「始球式」特集記事

「田中将大」特集記事

2020年11月26日のニュース