松井秀喜氏が逆境への強さを語る 古巣巨人への思いも

[ 2020年11月26日 12:13 ]

松井秀喜氏
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 元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏(46=現ヤ軍GM特別アドバイザー)が26日、「Works Human Intelligence」が主催したビジネスパーソン向けイベント「COMPANY Forum 2020」に参加した。「逆境に強い力」をテーマに、同社の安斎富太郎代表取締役社長最高経営責任者とオンラインで対談した。

 ヤ軍移籍当初、メジャーの投手への対応に苦しんだ際には「経験を積んで引き出しが増え、対策の整理ができた」と振り返り、06年に左手首を骨折して長期離脱した時には「切り替えて自分を見つめ直す機会にしようと思った」と地道なリハビリに取り組んだと回顧。「自分のコントロールできることに集中して、できないことは気にしなかった」と自身のポリシーを語った。

 前日に4連敗で日本シリーズに敗れた古巣の巨人について振られると「もちろんジャイアンツを応援しているんですが、今はパ・リーグが強い。要因は詳しく分かりませんが、最大7試合あるので、もっと拮抗した感じになってほしいですね」と奮起を切望。「ファンはどこかで指揮を執ってほしいと思っているのでは」との問いには「そう思ってくださるのはありがたい」と話した。阪神ファンの安斎氏から「阪神の監督はどうですか」と突っ込まれると「現監督がおられますので、さすがにできないと…」と苦笑していた。

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