楽天・則本昂が現状維持の3億円で契約更改　7年契約2年目は5勝止まりで「悔しさを力に変える」

楽天の則本昂
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　楽天の則本昂大投手（29）が26日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸3億円の現状維持でサインした。7年契約の2年目となる今季は開幕投手を務めたものの、最終的に18試合で5勝7敗、防御率3・96という不本意な成績に終わった。

　「ふがいないシーズンだった。球団から、来年はちゃんとやってもらいたい、という言葉をかけられた」

　今季はコロナ禍による「特別なシーズン」だった。選手会長も務めた右腕は「凄く難しいシーズンだった。選手だけでなく、球団もファンの人たちも、楽天イーグルスに関わる全ての人たちにとって大変なシーズンだった」と振り返った。

　来季は7年契約の3年目。チームは今季、2年ぶりに4位に沈み、自身も2年連続で2桁勝利に届いていないだけに「悔しさを力に変えて、全力で戦いたい」と巻き返しを誓った。（金額は推定）