「もう少し…」中日・高橋 2000万増に“渋々”サイン「優勝したら給料上げてくれる」

[ 2020年11月26日 14:53 ]

初の3割超えに笑みを見せつつも年俸増を願った高橋
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 中日の高橋周平内野手(26)が26日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、2000万円増の年俸8000万円でサインした。

 今季は7月に左太もも裏の肉離れで約10日間、戦線離脱したものの最終的には108試合に出場。プロ9年目で初めて3割超えとなる打率・305をマーク。「目標であった3割は達成できたので、もう少し上がるかなとは思いましたが、こういう状況なので仕方ないのかなとサインしました」とコロナ禍のシーズンに理解を示し、サインした。

 ただ、交渉は1時間以上に及ぶ長期戦となり「Bクラスと言われ我慢して、これまでの契約更改では言ってこなかった。今年はストレスがたまる中やってきてAクラスに入った。自分も3割打ちました、となったら、やっぱり言いたいこともある。言える歳でもある」ときっぱり。

 チームはこの日から契約更改がスタートしたが、先にサインした大野奨、平田は複数年契約だったこもとあり、「(複数年契約じゃない選手の更改の)先頭だったし、皆も不満を持っていたので、Aクラスという部分と頑張った人には(給料を)上げないと、という話をした。言いたいことは言いました」とキャプテンとしての自覚をのぞかせた。

 その上で「僕自身3割というのはあまり、意識してやりたくない。もう少しホームランを打てるように来年はやりたいのと、優勝。優勝しないと給料上がらない。優勝したら給料を上げてくれると言ったので、優勝したい」と語気を強めた。

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2020年11月26日のニュース