阪神・井上 中日・大野雄に倍返しだ!デビュー戦で洗礼3の0

[ 2020年11月26日 05:30 ]

契約更改を終え、オンラインで取材に応じる阪神・井上
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 「みやざきフェニックス・リーグ」に参加中の阪神・井上が25日、宮崎市内のホテルで初の契約更改に臨み、現状維持の720万円(金額は推定)でサイン。未来の大砲候補は2年目の飛躍へ力を込めた。

 「1軍キャンプに行ってなんとか食らいついて開幕1軍を取りたい気持ちがある。オフの期間の過ごし方を自分で考えてやっていきたい」

 高卒新人ながらプロ初安打を記録。1軍デビュー戦となった10月15日の中日戦では、大野雄と対戦し3打数無安打。今季、沢村賞を獲得した左腕の前に洗礼を浴びた。

 「この経験を生かして次は打てるようにというか、やり返せるよう強い気持ちを持って臨んでいきたい。セ・リーグはすごく良い投手がたくさんいるので、そういう投手からたくさんヒットやホームランを打てるように」

 描くのはもちろん、来季の“倍返し”だ。矢野監督からは「1軍でやったことで何か分かったことがあったと思うし、沢村賞を獲る投手と対戦したんだから」と期待を込められた。味わった屈辱は、今後の力に変えなければならない。「この経験をどうフェニックスからオフの期間に生かしていけるかが勝負」。期する思いを胸に、26日からフェニックス・リーグでの最終クールを迎える。(阪井 日向)

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2020年11月26日のニュース