広島・野間は400万円減 河田新ヘッド「会う度にフォームが変わってる」と指摘

[ 2020年11月26日 05:30 ]

河田ヘッドコーチ(左)と談笑する野間(撮影・河合 洋介)
Photo By スポニチ

 広島・野間峻祥外野手(27)は25日、広島市内の球団事務所で交渉に臨み、400万円減の推定年俸3000万円で契約を更改した。今季70試合に出場して、先発は9試合のみ。12安打、打率・240と低調で「何もやっていない。一番悔しいシーズンだった」と減額を受け入れた。

 マツダスタジアムでの秋季練習に合流した河田新ヘッドコーチからは、参加選手の中で最も長く声を掛けられた。「会う度にフォームが変わってる。ここは変えないという所をつくらないと、一番大事なタイミングとかがおかしくなるんじゃないの?」。同コーチからの助言に深くうなずいた。今季はバットを寝かせて構える新打法に挑戦するも、フォームは最後まで固まらなかった。

 「何とか結果を残したいと試行錯誤したけど、全てはまらない感じだった。芯をしっかり持って、打席の中で継続して一年間できればいいかなと思う」

 今年1月は宮崎・串間市内で鈴木誠らと合同自主トレを行ったが、今オフは単独での自主練習に変更することを明かした。「自分のペースでしっかりと考えてやれればいいかなと思った。ブレないように、いまやると決めたことをやりたい」。より多くの助言よりも、下半身を中心とした打撃を徹底して体に覚え込ませる構えだ。

 「来年7年目。もうくすぶっていてもダメだと思う。ガムシャラにやっていきたい」

 「ブレない」ことが定位置奪取のテーマだ。(河合 洋介)

続きを表示

2020年11月26日のニュース