侍ジャパン、勝利の方程式 09年WBC以来世界一の鍵は山崎&由伸

[ 2019年10月23日 05:30 ]

11・2開幕「プレミア12」強化合宿スタート

強化合宿で投内連係の練習をする山崎(撮影・会津 智海)
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 来月2日開幕の国際大会「プレミア12」に臨む侍ジャパンが22日に宮崎市の宮崎県総合運動公園での強化合宿を開始し、パ・リーグ最優秀防御率に輝いた山本由伸投手(21=オリックス)が稲葉篤紀監督(47)からセットアッパーに指名された。トップチームでは09年の第2回WBC以来の世界一へ、抑えの山崎康晃投手(27=DeNA)につなげる勝利の方程式を組んだ。

 まだ21歳の山本が侍ジャパンの「8回の男」に決まった。合宿初日を終えた稲葉監督が「後ろに回ってもらう。7、8回は山本選手。山崎選手が9回」と明言。最終盤につなげる重要局面を託され、表情を引き締めた。

 「大事な仕事なので、しっかり準備をしてから丁寧に。いい場面だったり、戦力になれるようにやっていきたい。今季は先発でたくさんイニングを投げているので、その経験をつなげていきたい」

 実績は十分だ。今季は先発に再転向して防御率1・95で最優秀防御率の初タイトルに輝いた一方、昨季はセットアッパーとして54試合4勝2敗1セーブ32ホールド、防御率2・89を残した。150キロ超の速球とほぼ同じ球速で曲がるカットボールは先発、救援を問わず打者を圧倒できる。

 当初は“ジョーカー”として柔軟に役割をこなす予定だった。21日になって救援要員の楽天・松井と森原が出場を辞退。ブルペンの中核を担う存在として白羽の矢が立った。まずは25日の日本ハム2軍との練習試合で試運転。「特に変えることはないのでコンディションだけを整えて万全で迎えたい。責任を持って投げたい。世界一を目指して、戦力になれるように」。勝手知ったる持ち場。不安はない。(湯澤 涼)

 ◇侍ジャパンの主な勝利の方程式☆06年WBC 藤川、藤田、薮田らが救援を任され、抑えは大塚。

 ☆08年北京五輪 岩瀬、藤川から守護神・上原。準決勝・韓国戦では不調のダルビッシュが救援待機。

 ☆09年WBC 抑えの藤川が不振で、準決勝からダルビッシュが代役守護神。

 ☆13年WBC 能見、摂津、杉内らでつなぎ、守護神は牧田。

 ☆15年プレミア12 増井、沢村、山崎康、松井裕の4人の抑えを流動的に起用。

 ☆17年WBC 宮西、平野、松井裕から、抑えは秋吉。千賀が先発と救援にフル回転した。
 

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