「シリーズ男」だソフトB・石川 千賀超え育成出身最多3勝「持ち味を発揮できた」

[ 2019年10月23日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2019第3戦   ソフトバンク6ー2巨人 ( 2019年10月22日    東京D )

ソフトバンク2番手の石川(撮影・岡田 丈靖)
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 ここにも「シリーズ男」がいた。ソフトバンクの石川は6―2の5回から2番手で登板。1番から始まる好打順をテンポ良く6人で封じた。2回を無安打無失点、2奪三振で、育成出身ではシリーズ単独最多となる3勝目だ。自主トレをともにする2勝の千賀を上回り「自分の持ち味を発揮できて良かった」と笑った。

 完全アウェーの東京ドームで開き直った。今シリーズ初登板。「ブルペンで、久しぶりに“ヤベー”と思って足が震えた。でもマウンドで思いっ切り投げたら真ん中にいった」。大きく曲がるパワーカーブが武器。最速150キロの直球に加え、この日はフォークを多投。「カーブを意識してくると思ったので。幅広く使えた」。頭は冷静だった。

 昨年は先発、救援とフル回転でチーム最多タイの13勝を挙げながら、右肘痛で日本シリーズ中に離脱。1軍復帰は9月下旬だったにもかかわらず、CSファイナルSで勝利投手となった。冷静でいられるのは、17年の経験があったから。日本シリーズ第6戦、5回にロペスに逆転の2点打を許しており「ああいうふうにならないように、後悔がないように腕を振って投げた」。気持ちで負けなかった。千賀に「泥棒」といじられるほど、強い勝ち運の持ち主。今回も、王手につながる貴重な白星をゲットした。(後藤 実穂)

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