神戸医療福祉大 5季ぶり2部昇格王手 高橋監督「最高の試合」、近畿学生野球

[ 2019年10月23日 14:20 ]

2019近畿学生野球秋季2部3部入れ替え戦   神戸医療福祉大5―2大阪教大 ( 2019年10月23日    豊中ローズ球場 )

<大阪教大・神戸医療福祉大>決勝の左越え2ランを放った神戸医療福祉大・井藤
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 2部と3部の入れ替え戦1回戦が行われ、3部優勝の神戸医療福祉大が2部6位の大阪教大を下して2017年秋以来、5季ぶりの2部昇格に王手をかけた。

 神戸医療福祉大が5季ぶりの2部昇格まで、あと一歩に迫った。エース左腕の来間(くりま)孔志朗(4年=宮古)が6回0/3を2失点と好投すれば、女房役の井藤誉大(3年=三田松聖)が公式戦第1号となる左越え2ランを含む2安打3打点の活躍で快勝。今春から指揮を執る高橋広監督は「選手が実力以上のものを発揮して、最高の試合ができた。エースがしっかり投げて、打つべき人が打てば勝てる」と充実感を漂わせた。

 鳴門工(現鳴門渦潮)では春、夏4回ずつの甲子園大会に導き、02年選抜大会では準優勝。そのほかにも「第5回 U18アジア大会」の日本代表監督、15年監督に就任した早大では、同年に春、秋リーグ連覇、全日本大学野球選手権優勝などの実績を残した名将の下、チームは確実に成長を続けている。就任以前は週3~4回だった練習を月曜日を除く週6日に増加。それまでは春にのみ行っていた遠征も今年は夏にも実施した。「普段はだらしない態度を取っていると叱られるが、良いプレーをしたら絶対に声もかけてくれる。練習中や試合中は積極的にいろいろとアドバイスをくれたりと、メリハリのある方なので、これまで出来ていなかった素早い行動だったりが出来るようになった」と井藤。試合中の攻守交代の時間は最長37~8秒から最短で20秒までされるなど、野球に向き合う姿勢が変わってきたという。井藤は「全ての意識が変わりましたね。何事に対しても準備をすることによって、イージーミスも減ったと思うし、そのおかげでリーグ戦も無敗で終えられたと思う」と8勝1分けで圧倒したリーグ戦の勝因を分析。“高橋イズム”は着実に浸透している。

 就任会見で高橋監督は「3部から2部、1部で優勝して選手権、神宮に出ること」を目標に掲げた。2回戦が行われる24日はあいにくの雨模様で「短期決戦は勢いが大事だからね。一気に行きたいんだけど…」と曇った表情を浮かべたが、「気にせず連勝で(昇格を)決めたい」と力を込めた。

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