広島・誠也「プレミア12」4番最有力候補「任されたところで」

[ 2019年10月23日 05:30 ]

11・2開幕「プレミア12」強化合宿スタート

背番号51の鈴木(撮影・会津 智海)
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 来月2日開幕の国際大会「プレミア12」に臨む侍ジャパンが22日に宮崎市の宮崎県総合運動公園で強化合宿を開始し、稲葉篤紀監督は(47)は鈴木誠也外野手(25=広島)に「中軸は打ってもらう」と明言。初の侍4番が濃厚になった。09年のWBC以来となる世界一へ向けて赤ヘルの主砲が重責を託されそうだ。

 午前10時半に始まった全体練習。背番号1をヤクルト・山田哲に譲り、慣れ親しんだ旧背番号51のユニホーム姿でグラウンドに現れた鈴木は、侍ナインと時折談笑しながらノックやフリー打撃などのメニューをこなした。

 「初日の印象? 疲れました。人見知りなので、コミュニケーションを取るのに」

 軽いジョークで初日を振り返るあたりが、鈴木らしい。打撃ではバント練習にも意欲的に取り組み「当然やるもの。打つばかりじゃない。スキがあれば、セーフティバントもやっていきたい」ときっぱり。意識の高さも、ならでは…だった。

 鈴木にとっては、17年のWBC以来となる侍ジャパン。稲葉監督は4番について「ジャパンの4番は勝負強さや打線の核(としての働き)が求められる。これから考えて決めていきたい」とはぐらかしたものの、広島の主砲が担う公算は大だ。

 何しろ、今季は首位打者、最高出塁率の初タイトルを獲得。名実ともに球界の顔となったスラッガーに、稲葉監督は「彼(の魅力)はやはり打撃。中軸は打ってもらう」と期待感を示した通り、自身が求める侍ジャパンの4番像にも合致する。

 「中軸の期待? うれしいけど、僕が決めることではないので、任されたところで結果を出せるように準備したい。4番のイメージも特にはない。自分なりに頑張りたい」

 前回17年のWBCでは状態が上がらず、出場5試合で14打数3安打0打点、打率・214。小久保監督の期待に応えられず、不完全燃焼に終わった。屈指の強打者に成長して臨む今秋の国際大会。侍ジャパンの4番を担うとなれば自身初だが、鈴木は至って冷静だ。

 「ケガをしないように、シーズン同様、いい状態で臨みたい」
 25日に日本ハムと、26日にはオリックスと、それぞれ練習試合が組まれており、そこで4番デビューとなりそうだ。09年のWBC以来となる国際大会でのタイトル奪取へ、広島が誇る主砲が侍ジャパンもけん引する。(江尾 卓也)
 

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