輝星 初勝利でイノブタ、キャンプ地・国頭村から特産品贈呈約束

[ 2019年2月2日 06:10 ]

投内連係で駆け出す日本ハム・吉田輝(撮影・西海健太郎)
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 日本ハムのドラフト1位・吉田(金足農)は2軍としては異例となる報道陣82人、ファン182人に見守られる中で、沖縄・国頭キャンプをスタートさせた。背番号18のユニホーム姿でキャッチボール、ノックと汗を流した。「18番は凄く格好いい。流れに慣れて、自分で考えられるようにしたい」とプロの第一歩を踏み出した。

 「ニンジン」ならぬ、「イノブタ作戦」も敢行される。激励訪問した国頭村・宮城久和村長は「新庄さんが来たとき(06年)より盛り上がりそう」と興奮。プロ初勝利を挙げた際には、山原イノブタを贈る計画を持つ。遊牧でストレスを与えない飼育により「クセがなく、とろける味になる」という約40万円の特産品だ。イノブタ同様に、荒木2軍監督も「無理に抑え込まないようにしたい」と152キロ右腕をのびのびと育成していく方針だ。

 前夜は午後11時に就寝したが「(同室の柿木の)いびきがうるさくて一度起きました」と苦笑い。大阪桐蔭で同級生だった中日・根尾も「(柿木のいびきが大きいという説は)たくさんあると思います」と認める“洗礼”を受けたが、吉田輝の体調はいい。2日にブルペン入りする。「ゆっくり明日に向けての動きを確認した。しっかりとしたフォームで投げたい」と最後まで落ち着いていた。(武田 勇美)

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