巨人の丸 0からの出発、柵越えなくても安打性24本「低く低く」

[ 2019年2月2日 05:30 ]

フェースガード付きヘルメットで笑顔を見せる巨人・丸(撮影・森沢裕)
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 宮崎の太陽の光が背番号8を照らした。キャッチボールに向かう直前。広島からFA移籍した巨人・丸が上着を脱ぎ、ユニホーム姿を披露した。

 「ユニホームを着た時点で、キャンプが始まったなと」

 両リーグで唯一の大台超えとなった1万2000人のファンが押しかけた新天地でのキャンプ初日。「8」を背負い「ゼロ」からスタートした。「自分はホームランバッターじゃない。低く低くです」。フリー打撃で68スイング。昨季39本塁打を放ったスラッガーは、右へ左へライナー性の鋭い打球を飛ばしたが、柵越えは0。それでも、安打性は24本とボールを確実に捉え、低く、鋭い打球を飛ばした。

 中軸を組むことになる岡本が7本、ゲレーロが4本、新加入のビヤヌエバが4本の柵越えを放っても、丸は自身を貫いた。今オフには、ボールにスピンをかけ打球を打ち上げるなど試行錯誤を重ねてきたが、初日は広島で2年連続MVPを獲得した自分をありのままに表現した。

 新しい風も呼んだ。広島時代に「つけた方が自分の身を守る意味では大事」とフェースガード付きのヘルメットを使った丸。チームメートから使い心地を聞かれ「僕は(装着していて)気にならない」と答えてきた。昨季、巨人では同ヘルメットを使用した選手はいなかったが、この日から坂本勇、岡本、ゲレーロらが一斉に使い始めた。

 現役時代に8番を背負った原監督は「今までで一番輝いている8番」と言うほど期待を寄せる。丸は「今までやってきたことを変えるつもりはない」とマイペースを強調。その変わらぬ姿勢こそ、巨人に化学反応をもたらせるはずだ。(青森 正宣)

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