中畑清氏 巨人新加入のクック“面白い” 「8時半の男」になれればV奪回見える

[ 2019年2月2日 10:00 ]

巨人・宮崎キャンプ ( 2019年2月1日 )

捕手を座らせて投球を行った巨人・クック(撮影・森沢 裕)
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 【中畑清氏 CHECK】悔しいくらい自信に満ちている。3度目の就任となった巨人の原監督。「初心で…」と言いながらリーグ優勝7回、日本一3回の実績がある。個々の選手に声を掛け「勝てるんだ」「勝つんだ」と、いい暗示を掛けているように映ったね。

 初日のブルペンで不安が一掃されたのかもしれないな。ヤングマンとメルセデスが先発の柱になり得る力を披露すれば、新外国人のクックも抑えが期待できる内容。テークバックが小さく威圧感はないけど、制球がいい。大崩れしないタイプ。何種類かあるチェンジアップが面白い。球威がどれだけ上がってくるかだけど、「ツーシーム」を武器とするDeNAの山崎みたいなタイプじゃないかな。私もつけた背番号24。先輩の「8時半の男」宮田征典さんのような存在になったら、V奪回が見えてくる。

 問題は外国人枠。投手と野手にどう振り分けるか。原監督は「3の1か2の2」と話してるけど、私は投手3人がいいと思うな。(スポニチ本紙評論家)

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