中日・荒木に聞く アライバへの思い「井端さんは成長に欠かせなかった」

[ 2018年10月7日 05:30 ]

今季限りでの現役引退を正式表明する中日・荒木
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 【中日・荒木に聞く】

 ――引退報道が出てから、これまで会見を開かなかったのは?

 「Aクラスをかけてチームがやっていた。対戦する選手に複雑な気持ちでやってほしくなかった」

 ――入団当時の監督、星野仙一氏が亡くなった年にユニホームを脱ぐ

 「感慨深い。それも引退する気持ちに拍車を掛けたのかもしれない」

 ――プロでやっていけると初めて思ったのは?

 「いまだに自信がない。よくここまでやってこれた。その気持ちがあったからここまで練習できた」

 ――6度のゴールデングラブ賞が物語るように名二塁手となった要因は?

 「練習以外にない。ノックだけはどんなときも欠かさず受け続けた。我慢強く練習できたというところ」

 ――鉄壁の守備を誇った「アライバコンビ」の井端弘和氏への思いは?

 「井端さんはどう感じているか分からないが、とにかく僕はライバル視していた。切磋琢磨(せっさたくま)が当てはまる。良いライバルであり、良いチームメート。横に井端さんがいたのは僕の成長に欠かせなかった」

 ――一番思い出に残っている走塁は?

 「11年にヤクルトと優勝争いをしている時、(9月23日の試合で同点の8回)2死から僕が二塁打を打って、井端さんがセンター前に打ってホームに還って来た。あの走塁だけはナンバーワン」

 ――将来、どんな指導者になりたいか

 「元々できないところからプロ野球生活がスタートした。できない選手を分かるようになりたい。“なぜできない?”ではなく“その失敗分かる、分かる”と話ができるようなコーチになりたい」

 ――子供たちに伝えたいことは?

 「23年間という長い間、野球を続けられた要因が我慢強く毎日同じ事を続けられたこと。とにかく毎日、毎日同じことの繰り返しだがそれを続けることで夢はかなうし、何らかの形で自分に跳ね返ってくる」

 ――中日がドラフト1位指名を公言した大阪桐蔭・根尾が聞きたいことがいっぱいあると言っている

 「電話してきてくれたら(笑い)。退部届出してなかったらまだダメだね。僕とはスタートラインが違う。3000本ぐらい打てるような選手。僕も楽しみに応援している」

 ――生まれ変わったら?

 「やっぱり野球選手になりたい。ポジションが代わるけど投手をやってみたい。苦しいことが多いだけに生まれ変わったらやりたくないと思うが、皆さんに集まってもらい、こんな中で引退できる。もう一回やりたいと思ってしまう」

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