広島 大敗もM2!3連覇王手 23日にも27年ぶり本拠地胴上げ

[ 2018年9月23日 06:20 ]

セ・リーグ   広島4―13阪神 ( 2018年9月22日    マツダ )

<広・神>6回1死一塁、バティスタ(右端)は左越え2ランを放ち、新井(右から2人目)らに祝福される(撮影・坂田 高浩)
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 歓喜の瞬間が目前に迫った。広島は22日の阪神戦に大敗したが、2位・ヤクルトが敗れたため、優勝へのマジックナンバーは1つ減って「2」。23日、デーゲームでヤクルトが中日に敗れ、ナイターで広島がDeNAに勝つと、3年連続9度目のリーグ優勝が決まる。

 9回1死一、三塁の好機。途中出場の堂林が放った大飛球は、右翼ポールをかすめてフェンスを越えたかに見えた。諦めないファンの歓声が沸き起こる。だが、リプレー検証の結果、無情にも判定はファウルとなり空振り三振で2死。最後は代打・新井が右飛に倒れ、試合は終わった。

 緒方監督は渋い表情だった。「何回目になるかな、同じようなコメントをするのは」。今季ワーストタイの13失点にそう切り出し「たくさんのファンに応援してもらっているのに、こういう試合をしていたら、ましてこの時期に…。申し訳ない」とザンゲした。

 先発・岡田が3回途中で9失点降板する大誤算。気の遠くなる点差でも打線は意地をみせた。3回に西川が左越え2点二塁打を放つと、6回には途中出場のバティスタが強烈な一撃。ライナーで左翼3階コンコースへ25号2ランを運び「ポイントを前に自分のスイングで捉えることができた」と胸を張った。

 美酒目前で思わぬ大敗を喫したが、ゴールは着実に近づいている。23日にヤクルトが敗れ、広島がDeNAに勝てば3連覇が決まる。バティスタが言う。「そのために100%出し切るよ」。5回にシーズン120個目の四球を選びながら、珍しく4三振を喫した丸は、切り替えを強調した上で「絶対条件は勝つことなんで、勝たないと話にならない」ときっぱり。勝って決める意気込みだ。

 中7日で先発マウンドに立つ大瀬良は冷静だった。「どういう状況であれ、雰囲気に流されることなく(役割を)全うしたい」。新井もベテランらしく「自力優勝の可能性はあるけど、どんな状況でもいつも通り準備して臨むだけ」と静かに闘志を燃やした。

 さあ、27年ぶりの本拠地胴上げへ。カープの野球を貫き、チーム一丸で決める。(江尾 卓也)

 《80年は移動中の新幹線の中で吉報》首位・広島、2位・ヤクルトがともに敗れたため広島の優勝マジックは1つ減り2となった。23日はデーゲームでヤクルトが中日に敗れ、ナイターで広島がDeNAに勝てば広島の3年連続リーグ優勝が決定する。広島は過去8度の優勝で、M2から一気に2つ減らしたのは80年だけ。デーゲームで広島が勝ち、ナイターでマジック対象のヤクルトが敗れたため優勝が決定。吉報は移動中の新幹線の中で聞いた。

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