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矢野虎2軍 8年ぶり優勝 “アウト怒らない”超積極野球結実

ウエスタン・リーグ   阪神0―4広島 ( 2018年9月22日    由宇 )

<広・神>優勝を決め胴上げされる矢野2軍監督(撮影・岩崎 哲也)
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 阪神2軍が2010年以来、8年ぶり16度目のウエスタン・リーグ優勝を果たした。優勝へのマジックナンバー「1」で迎えた22日の広島戦(由宇)は0―4で敗れたが、2位・ソフトバンクがオリックスに敗れたために決まった。

 完敗後だっただけに、喜んでいいのか戸惑う選手らを見た矢野2軍監督は「やらせの胴上げ、お願いします!」と自ら、場を盛り上げた。ぎこちなさが交ざる胴上げで3度。報道陣、ファンから「おかわり」を求められてまた3度。計6度、宙に舞った。

 「気持ち的には微妙で、勝って胴上げしたかったですけど、やっぱりうれしいですね」

 王手をかけた一戦に敗れたが、1時間25分後にソフトバンクも敗れて優勝決定。時間差のせいで落ち着いた空気からの胴上げを「やらせ」と表現し、頂点の味を分かち合った。

 「超積極野球」でつかみとった。象徴は盗塁数だ。チーム160盗塁は記録が残る1991年以降ではウエスタン・リーグ最多。昨季の89個から倍近く増えた要因は、言葉だけじゃない“チャレンジしやすい空気”をつくった指揮官の功績だ。

 「トライして学べばいい。アウトになってもそれが分かってくれればいいと思ってたら、選手がバンバン盗塁した。やっぱり、俺らが可能性を止めてしまっている部分がある。アウトになって“何してんねん!”となったら、選手は怒られないようにプレーするから。それじゃ伸びない」

 「一番の目標」と語る、1軍に選手を送り出すミッションも達成しつつある。この日、1軍で中軸を担った大山、陽川に4打点を挙げた中谷は2軍生活を経て奮闘している。

 「選手の可能性を広げて、1軍に送って、活躍してレギュラーになって、ファンに喜んでもらう。そういう意味では良かったかな」

 次なる戦いはイースタン・リーグ覇者となった巨人とのファーム日本選手権(10月6日、宮崎)。「ファンに喜んでもらう試合になるし、最後なのでしっかりやりたい。もちろん、結果も求めてね」。改革を進める矢野2軍監督は優勝の余韻を断ち切るように、新たな目標となった「日本一」に照準を定めた。(巻木 周平)

[ 2018年9月23日 08:44 ]

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