ソフトB 甲斐、驚異の1試合4盗塁阻止 肩の強さの秘密とは…

[ 2018年9月23日 10:00 ]

驚異の盗塁阻止率を誇るソフトバンク・甲斐
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 珍しい記録だった。9月17日の西武―ソフトバンク戦(メットライフドーム)。ソフトバンクの捕手・甲斐が、1試合で4つの二盗を阻止した。

 2回に金子侑、秋山、3回に源田、そして6回には再び金子侑。捕球から二塁送球タイムは1・7秒台という驚異的なタイムだった。その時点で今季の盗塁阻止率は・464となった。

 甲斐に肩の強さの秘密を聞いたことがある。

 「とにかく、小さい頃から手首をずっと鍛えていましたね」。

 1メートル70と捕手としては小柄な体格ながら強じんな手首を生かし、相手の機動力を封じている。

 昨季は自己最多の103試合に出場しゴールデングラブ賞、ベストナインも受賞したが「試合に出させてもらった。(タイトルは)僕だけの力ではない。成績には納得いっていない」と、今季こそ正捕手として認められる成績を残すことが自身のテーマだ。

 昨季は先発投手によってベンチスタートの試合が多かったが、今季途中からはどの投手でもスタメンマスクをかぶる。ただ、終盤にベテラン・高谷に交代する機会が多いだけに、納得はいっていないだろう。吉鶴バッテリーコーチは「拓也が最後までかぶるのが一番いいとは思うけど、試合の展開とか高谷の安定感もある。1試合、守る経験を積んでいけば、また成長する。そうなるためにどうやっていくか」と期待を込める。

 逆転優勝に向け、厳しい状況には変わりはないが、Aクラスに入れば、日本一への道はつながる。クライマックス・シリーズ(CS)、日本シリーズなどの短期決戦では、一つの盗塁が勝敗を左右することもある。甲斐の肩が試合を決めるシーンも見られるだろう。(記者コラム・川島 毅洋)

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