滝内弥瑞生さん死去 また「野武士軍団」のひとりが…

[ 2018年9月23日 22:04 ]

西鉄ライオンズで球界初のユーティリティープレーヤーとして活躍した滝内弥瑞生氏(13年12月の西鉄ライオンズOB会で)
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 温厚な紳士だった。滝内さんはここ数年、体調不良だったが、毎年年末に行われる西鉄ライオンズOB会の忘年会に律儀に顔を出し、端正な振る舞いで座を和ませていた。

 現役時代は守備の名手で内野のユーティリティープレーヤーとして活躍した。西鉄で1年先輩の正遊撃手だった豊田泰光氏(故人)がぼやいていたのは「俺がちょっと打撃不調になるとベンチの横に来て“あんたが打てんかったら何の取り柄もなか。いつでも代わるバイ”と刺激をくれていた」。激しいチーム内の競争で常勝軍団として一時代を築いた西鉄ライオンズを支えた。

 近年は体調を崩して入退院を繰り返す日々が続いた。同年生まれで16年になくなった豊田氏、今年2月に逝去した高倉照幸氏に続き、また「野武士軍団」のひとりが世を去った。(西部総局特別編集委員・中島 泉)

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