慶応 捲土重来だ!森林監督 9回サヨナラ勝ちも“想定内”

[ 2018年8月5日 20:31 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第1日・1回戦   慶応3―2中越 ( 2018年8月5日    甲子園 )

9回2死一、二塁、中前へサヨナラ打を放った慶応・宮尾(左)はナインに迎えられる(撮影・近藤 大暉)
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 慶応は9回2死、走者なしからのサヨナラ劇。それでも森林監督にとっては想定内だった。その理由を「2死ランナー無しから得点することは県大会でできていたので、球場全体は“延長かな”って雰囲気だったが、逆にここからチャンス作ればあるかな、と思っていた」と説明した。

 中越の右の山本、左の山田による小刻みな継投の前に「2人のピッチャー両方ともいいですし、小刻みに代えられて、目先を変えられてなかなか捉えられなかった」と、なかなか追加点を上げられず。それでも「辛抱していれば必ずチャンスは来る」と開き直り、「9回も裏になったんで、どうせ勝つならサヨナラ勝ちだ」と選手を盛り立てていた。

 8回途中、2失点で踏ん張っていたエース左腕・生井を、同じ左の渡部にスイッチした。「2番手の渡部にはいつもしんどい所で申し訳ないけど、そういう所でいくぞと言ってるんで。(渡部が)しっかり8回を切ってくれたんで、攻撃につながったと思います」と賛辞を送っていた。

 試合前、監督は“捲土重来(物事を失敗した人が再び盛り返す例え)”という言葉を選手に伝えていた。「春の選抜で負けるという悔しさを味わったので、この素晴らしい舞台で勝つということ、“捲土重来”を果たしてくれた選手たちに感謝したい」と、教え子たちの頑張りに笑顔を見せた。

 ▼慶応・宮尾選手(サヨナラ打を放つ) 最後は決めてやろうと思って打席に入りました。春は自分が打てなくて負けていたので、その分も晴らせてうれしい。3回も自分に左ピッチャー(山田)を当ててきたので、“3回目の正直だ”と思って打席に立りました。サヨナラヒットは人生で2回目。最高の気分です。

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