済美 2年連続初戦突破 エース山口直が完投 中央学院はあと一歩及ばず

[ 2018年8月5日 15:21 ]

<中央学院・済美>初戦を突破し、アルプススタンドに向かって駆け出す済美ナイン(撮影・北條 貴史)
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 第100回全国高校野球選手権大会が5日に甲子園球場で開幕。第2試合は2年連続6回目の出場の済美(愛媛)が、初出場の中央学院(西千葉)を5―4で下し、2回戦進出を決めた。

 2年連続で初戦突破を狙う済美は初回に4番・池内の犠飛で先制。その裏に1―2と逆転されるも、3回に同点に追いつき、4回には9番・政吉の適時打など3得点を奪い勝ち越した。地方大会で全試合完投の山口直は7安打4失点の内容で甲子園の舞台でも一人でマウンドを守り切った。

 中央学院はエースで4番の大谷が右翼で先発出場。頭蓋骨骨折から復帰明けであるため、先発のマウンドには背番号10の西村が上がった。西村は9回を完投して9安打5失点。打線は大谷の犠飛などで4回までに3得点を奪い、8回は内野ゴロの間の得点で4―5と1点差。だが、9回は三者凡退に倒れ、あと一歩及ばなかった。

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