大谷に聞く 2発含む4安打も「基本的には固め打ちのタイプではない」

[ 2018年8月5日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス7―4インディアンス ( 2018年8月3日    クリーブランド )

<インディアンス・エンゼルス>3回、右中間席へ2打席連続本塁打となるソロを放つ(AP)
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 【エンゼルス・大谷に聞く】

 ――メジャー初の3番で初打席で一発。

 「基本的には前と後ろをしっかりつなぐように。(1番の)カルフーン選手の調子が良いので、塁に出る機会も多い。進塁も含めてつなげることができれば点になる」

 ――2発目は。

 「最初に速い球を本塁打にしてたので変化球主体で来ると思っていた。その中で最後、真っすぐが来るとは思わなかったけどバットを出したら良いところに当たってくれた」

 ――敵地でのアーチは初めて。

 「ホームも凄く気持ちいいけれど、アウェーでもしっかり打てるのは良いこと。こういう打席を数多く積み重ねていけるように頑張りたい」

 ――40イニング以上投げての2桁本塁打はベーブ・ルース以来の快挙。

 「僕自身投げられてない。チームにも迷惑をかけている。何とか早く、元のリズムに戻っていけるようにやっていきたい。その過程で2桁を打てるのはすごく良いこと。もっともっと打てるように頑張りたい」

 ――初の4安打は。

 「基本的には固め打ちのタイプではない。毎日コンスタントに結果を出していきたい中での4安打だった。(これまで)調子が悪いのも含めて実力。明日も素晴らしい投手(クルバー)なので勝ちにいけるように一打席一打席を大事にしたい」

 ▽ルースの二刀流 ベーブ・ルースが二刀流でフル回転したのはレッドソックス在籍時の1918、19年の2シーズン。18年は史上唯一の2桁勝利&2桁本塁打となる13勝&11本塁打。19年は9勝&29本塁打。ただ奪三振は18年が40、19年が30にとどまった。当時は三振数が少なく、18年には打者としてリーグワースト三振を喫したが、それでも年間58だった。また40イニング以上投げ2桁本塁打するのも、4勝以上挙げ2桁本塁打するのも、19年のルース以来、99年ぶりとなった。

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