皆勤15校主将が開会式で行進 100回大会を機に新たな歴史を

[ 2018年8月5日 11:34 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会 開会式 ( 2018年8月5日    甲子園 )

開会式で入場行進する皆勤校の主将ら(撮影・大森 寛明)
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 開会式で先導役を務めた鳥取西(鳥取)主将の浜崎瀧大郎(3年)は「感謝の思いを新たにしながら歩きました」と話した。「歴史や先輩の方々の偉業は、入学時に野球部の案内に書かれていました。僕が何かしたわけではなく、先輩や周りの方々のお陰でこうして甲子園で行進ができた。感謝しかありません」

 前身の鳥取中は1915(大正4)年の第1回全国中等学校優勝野球大会(今の全国高校野球選手権大会)の開幕試合で広島中(現・国泰寺)に勝利した。今夏は鳥取大会準決勝で敗れ、夏24度目の甲子園出場はならなかった。

 この鳥取西をはじめ第1回大会からこの100回大会まで予選に1度も欠かさず出場し続ける、いわゆる「皆勤」の全国15校主将が開会式に招待されていた。残る14校の主将は大会メッセージ「ありがとう、これからも」とキャッチフレーズ「本気の夏、100回目」の横断幕を手に行進した。

 神戸(兵庫=旧制・神戸一中)の主将・片岡太志(3年)は「これまで100回続けてきたことを101回目からも変わらず続けていってほしい」と後輩たちにメッセージを送った。

 桐蔭(和歌山=旧制・和歌山中)の主将・坂本雄冴(3年)は「気持ち良かった。いい記念になりました」と笑顔を浮かべた。15人のなかではただ1人の2けた背番号(10)だが、スタンドで見つめるOBや同じ3年生部員を前に、堂々とした行進だった。

 2年生以下の新チームは前日4日、大阪・枚方市のパナソニック・ベースボール・スタジアムで市岡(大阪)との定期戦。今回は同じく皆勤校の時習館(愛知=旧制・愛知四中)も加わった。

 また前夜は15校の主将、部長らが同じ尼崎市内のホテルに宿泊し、交流を深めた。

 坂本は「みんな夏に負けたチームばかりなので、遠慮して野球の話はしなかった。進学校が多いので“大学どこ行くの?”とか、けっこう話が盛り上がった」という。なかには東大や京大志望の主将がいたそうだ。

 桐蔭の大松義明部長は「こうして皆勤校同士の交流が進めば、また練習試合したりもできる。ありがたい機会をいただきました」と話した。 (内田 雅也)

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