延岡学園“小幡のおにいさん”初回にタイムリーも苦杯「守備も打撃も課題」夏へ前向く

[ 2018年3月27日 16:02 ]

第90回選抜高校野球大会・2回戦   延岡学園5-9国学院栃木 ( 2018年3月27日    甲子園 )

<延岡学園・国学院栃木>1回裏2死二塁、延岡学園・小幡は中前に同点適時打を放つ
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 “小幡のおにいさん”に、涙はなかった。大会注目の遊撃手、延岡学園の小幡竜平(3年)は「4番・遊撃」でフル出場。初回、0―1での2死二塁で中前適時打を放ったが、その後快音は続かずに4打数1安打1打点、2三振に終わった。

 「入った瞬間、観客が、すごかった。雰囲気にのまれてしまったというのはあります。1本、打てただけでは勝てない。守備も打撃も課題があります」。

 大分県出身。男4人兄弟の三男で、長男・茂陽(しげはる、27)さんは大分商、次男・和弘さん(25)は延岡学園でプレー。2人のお兄さんを追って、小幡家で初めての甲子園出場を決めた。母・能夫子(のぶこ)さん(53)は「家では落ち着いているのに野球をするときだけ、顔付きが変わる。スイッチが入る子。何とか夢をかなえて欲しいです」と延岡学園の春1勝と活躍を期待していた。

 1メートル80と大柄だが、軽快な守備が魅力だ。好きな言葉は「笑え」。普段はナインに冗談を言って笑わせる、おちゃらけキャラでお笑い鑑賞も好き。結婚間近と報じられている、俳優・小栗旬の物まねをする、同姓のピン芸人「おばたのおにいさん」(本名・小幡和貴)も当然、気になる存在だった。

 国学院栃木の4番打者は「大栗(おおぐり)拓也」で、2打点をマーク。“オグリ対決”に敗れたが悔やんでばかりはいられない。

 夏へのカンフル剤もある。4月から四男の士郎(しろう)さん(15)が延岡学園野球部に入学する。小幡は3年生となり、部内で本格的に“おばたのお兄さん”となる。「野球をいつも教えてくれる、優しい兄です」と士郎さんも、共演を待ちわびている。

 小幡は、すぐに前を向いた。「いい経験になった。この悔しさを忘れず、1からやり直す」。また聖地の舞台に戻り、ブレークを狙う。

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