国学院栃木、競り勝って18年ぶり3回戦進出 中盤に打線爆発 3番手・宮が好救援

[ 2018年3月27日 13:32 ]

第90回選抜高校野球大会・2回戦   国学院栃木9―5延岡学園 ( 2018年3月27日    甲子園 )

<延岡学園・国学院栃木>好救援を見せた国学院栃木・宮
Photo By スポニチ

 第90回選抜高校野球大会第5日は27日、甲子園球場で2回戦が行われ、第2試合は国学院栃木(栃木)が9―5で延岡学園(宮崎)に競り勝ち、18年ぶりに3回戦へ駒を進めた。

 初回に死球と2失策で1点を先制するも直後に逆転を許していた国学院栃木だったが、1―5の5回に打者9人の猛攻で4点を奪って試合を振り出しに戻す。1死一、二塁から1番・近藤の右前適時打と青木の遊ゴロの間に2点を挙げると、なお2死二、三塁から4番・大栗の中前適時打で走者2人が還り5―5の同点に追いついた。

 6回には先頭の島田が初球の直球を捉えて右越えソロ本塁打を放って勝ち越しに成功。なお1死二塁から近藤の左前適時打で7―5とリードを広げた。8回には2死二塁から近藤が左翼席へ2点本塁打を叩き込んで9―5とし、試合を決定づけた。近藤は4打数3安打4打点の大暴れだった。

 投げてはチームが誇る「三本の矢」の継投がこの日もハマった。先発の水沢は初回3失点で降板し、続く渡辺も4回に追加点を許したが、3番手の背番号10の左腕・宮が奮投。勝ち越し直後の6回からマウンドに上がると、4回1安打無失点の好投で勝利を呼び込んだ。

 延岡学園は0―1の初回に5番・工藤の左越え2点本塁打などで逆転に成功したが、投手陣が踏ん張り切れず。選抜大会初勝利を逃した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年3月27日のニュース