“日本一の強肩”延岡学園・柳川 大きな2点適時二塁打!夏こそ柵越えだ

[ 2018年3月27日 18:56 ]

第90回選抜高校野球大会・2回戦   延岡学園5-9国学院栃木 ( 2018年3月27日    甲子園 )

<延岡学園・国学院栃木>4回、延岡学園・柳川は左越えに2点適時二塁打を放つ
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 “日本一の強肩”の強振は、本塁打まで、もうひと伸びだった。延岡学園の柳川昇嬉(しょうき、3年)は「9番・右翼」でフル出場。3―1での4回1死一、三塁で低めスライダーを振り抜くと放物線を描いた大飛球は左翼上段フェンスにストンと落ちる、2点適時二塁打となった。

 「いい自分のスイングができた。打った瞬間、長打と思った」。

 1メートル68と小柄だが驚異の身体能力を秘める。福岡県出身で、長尾中時代は硬式野球・志免ボーイズと陸上部を掛け持ち。陸上選手として県のタレント発掘事業・オリンピック強化選手に選出された。硬式野球引退後の3年生の9月にはジュニアオリンピックに出場。小中学生版種目のやり投げ、ジャベリックスローで72メートル17を投げ、断トツでの強肩日本一に輝いた。

 「投げることは好きだったんです。2位の記録は67メートルでした」。将来の五輪候補で早稲田の系列校、帝京陸上部などから投てき選手として誘いがあったが「野球の方が楽しい」と白球投げを選んだ。

 50メートルは5秒9、延岡学園で2番目の速さだが遠投120メートルは、当然、首位だ。5月5日、子供の日の生まれで、鯉のぼりのように「昇っていけ」との意味で付けられた名前は「昇嬉」。地元帰省時には、クロスバイクで山道の坂を登って気分転換し「何か昇るの、好きなんです」と笑う。

 春に高校野球の頂点に昇ることはできなかったが、まだ夏がある。「4打席中、3本がフライアウト。ミスショットをなくして行きたい」。柳川は、日本一へと導く、大きな放物線を再び狙う。

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