西武、ドラ3伊藤が開幕1軍!涌井以来の10代新人投手ベンチ入り

[ 2018年3月27日 05:55 ]

 西武のドラフト3位・伊藤翔投手(四国IL・徳島)が中継ぎとして開幕1軍入りすることが26日、分かった。球団の新人投手では14年豊田以来4年ぶり、10代新人投手では05年涌井以来13年ぶりとなる。

 オープン戦は5試合で7回2/3を投げ、わずか1失点で防御率1・17をマーク。「投げっぷりというか、腕を振れるのが持ち味だし強み。やることはやった。早くチームに貢献できるようになりたい」。1メートル77と球界では決して大きな体とはいえないが、小気味良いフォームから直球は最速152キロを誇る。

 土肥投手コーチは「起爆剤になってくれたら。どんどん腕を振り勝負するところとか、他の投手の刺激になれば」と期待する。横芝敬愛3年時に志望届を出しながら指名漏れし、プロへの最短ルートと考えて、伊藤は四国IL・徳島入りを決断した異色の経歴を誇る右腕だ。

 独立リーグ在籍1年で、支配下選手としてドラフトで指名を受けたのも、06年のロッテ・角中以来11年ぶりだった。その角中は2度の首位打者に輝くなど、プロの世界で大成功を収めた。まずは伊藤にはロングリリーフを任される方針だ。牧田、シュリッターらが抜けたブルペンを、19歳の若武者が盛り上げる。

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2018年3月27日のニュース