ペーニャ 藤浪討ち130メートル弾「直球を待っていた」

[ 2014年7月20日 05:30 ]

<全セ・全パ>1回2死一、二塁、左越え3ランのペーニャはバンザイ!

マツダオールスターゲーム2014第2戦 全パ12―6全セ

(7月19日 甲子園)
 まさに怪力で主役の座を奪った。1―0の初回2死一、二塁で迎えた第1打席の初球。オリックスのペーニャは藤浪の153キロの内角直球を豪快に振り抜くと、左翼席中段まで届く推定飛距離130メートル超の特大アーチを放った。虎党が大挙した甲子園は一瞬にして静まり返り、パで本塁打王争いのトップを走る男は「直球を待っていた。僕は直球を捉えるのが得意だから」としてやったりの表情だ。

 4回にも遊撃に安打を放ち、2安打3打点の活躍で敢闘選手賞を受賞した。ただ、発表時に間違えて所属チームがソフトバンクとアナウンスされるハプニングがあり「自分ではない。自分はオリックスの選手だ!」と苦笑い。それでも、賞金100万円の使い道を問われると「奥さんと2人の娘のために使うよ」と優しい表情に変わった。

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2014年7月20日のニュース