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NTT東ルーキー横山11K完封 9回2死二塁三振指令応えた

[ 2014年7月20日 05:30 ]

<NTT東日本・JR九州>完封勝ちのNTT東日本・横山(中央)はナインと喜び合う

都市対抗野球第2日 NTT東日本6―0JR九州

(7月19日 東京D)
 2回戦3試合が行われ、NTT東日本(東京都)は、1メートル87のルーキー右腕・横山弘樹投手(22)がJR九州(北九州市)相手に4安打11奪三振の快投。都市対抗デビューを見事な完封で飾り、3回戦に進出した。前回準優勝のJR東日本(東京都)とパナソニック(門真市)も完封勝利で勝ち上がった。

 厳命された完封を成し遂げ、両手でガッツポーズをつくった。6―0の9回2死二塁。横山はマウンドに駆けつけた安田武一コーチから「完封しろ!」と指令を受けた。都市対抗初登板のルーキーは、最後の打者を11個目の三振で締めた。

 「完封できてホッとした。自分の責任をまず一つ果たして、チームの役に立ててうれしい」

 初回1死二塁で右前打を許したが、右翼・加藤の好返球で二塁走者を本塁で刺し、「何とか0でしのげて良かった」。エンジンがかかった2回以降は切れのある直球を軸にチェンジアップ、フォークも織り交ぜ、わずか4安打に抑えた。

 桐蔭横浜大では肩を痛めていた影響もあり、頭角を現したのは4年春。昨年6月の全日本大学選手権の愛知大戦で7回2/3無失点と全国大会で結果を残し、社会人の強豪・NTT東日本に進んだ。

 そこで待っていたのが安田コーチとの出会い。「体の使い方を教育された」とバランスボールを使っての体重移動など、基礎練習を繰り返した。成果は表れ、直球は常時140キロを超すようになった。大学時代はあまり投げなかったチェンジアップも「狙った所に投げられるようになった」という。1メートル87の長身でまだ伸びしろが期待できる。「もう一つレベルアップして150キロを投げられる技巧派になりたい」。目指すはメジャーで活躍するダルビッシュ(レンジャーズ)だ。

 横山同様、就任1年目の飯塚智広監督にとっても都市対抗初勝利。「横山は想像以上の出来で、僕がびっくりしている」と目尻を下げた。11年に準優勝するなど09年から4年連続8強以上も昨年は初戦負け。2人の「ルーキー」が81年以来、33年ぶりの黒獅子旗を狙う。

 ◆横山 弘樹(よこやま・ひろき)1992年(平4)3月12日、宮崎県生まれの22歳。赤江東中では「宮崎シニア」に所属。宮崎日大では甲子園出場はなし。桐蔭横浜大では4年時に全日本大学野球選手権、明治神宮大会に出場。趣味は音楽鑑賞。1メートル87、85キロ。右投げ左打ち。

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