藤浪脱帽 先発対決の大谷に「凄い」特大被弾は「逆に気持ちいい」

[ 2014年7月20日 05:30 ]

<全セ・全パ>1回2死一、二塁、ペーニャに特大3ランを打たれた藤浪は苦笑い

マツダオールスターゲーム2014第2戦 全セ6―12全パ

(7月19日 甲子園)
 本拠地の甲子園で、自身2度目の夢舞台。2回4安打4失点で終わり、阪神・藤浪は「きょうはストライクが入らなくて、打者に当てないよう投げることに精いっぱいでした」。一方で、ほろ苦い結果とは裏腹に、「野球の聖地でオールスターができる喜びをかみしめながら投げられた」と余韻に浸った。

 先頭の柳田に対し、3球目に自己最速タイの156キロをマークした。だが先制点を許し、なお2死一、二塁でペーニャに特大の3ランを浴びた。「いやー、もう逆に気持ちいいですね。今まで自分が打たれたホームランの中で一番飛んでいる。打たれた瞬間、アーッて感じでしたから」と、脱帽の笑顔で振り返った。

 注目を浴びた大谷との先発対決。藤浪は素直な感想を口にした。「凄いな、と。初球の161キロだけでびっくりした。次に162キロですか。(自分も)しっかりトレーニングして球速を出せるようにしたい」。せん望のまなざし。その上で2人の対決を「ファンの方が凄く楽しみにしてくださっていたので良かった。これからも94年生まれの同期の仲間として、お互いしっかり頑張っていきたい」と振り返った。

 今年の球宴中は広島・前田健、巨人・菅野ら各球団のエースと積極的に野球談議に花を咲かせた。「球種の投げ方、意識の持ち方、考え方、苦手な打者の抑え方も聞いたりとか…。惜しみなくかどうかは分からないけど、しっかり教えてくれます。教えてもらったことを後半戦に生かしていきたい」。飛躍を誓う20歳の成長は、まだまだとどまるはずはない。

 ≪過去の大谷VS藤浪≫12年3月21日センバツ1回戦で大阪桐蔭の藤浪が8安打2失点完投で投げ勝った。12三振を奪い「苦しい場面が多かったが、勝てて良かった」と喜んだ。花巻東の大谷は2回に藤浪から右越えソロを放ったが、投手としては8回2/3を7安打9失点だった。14年3月8日のオープン戦(甲子園)で再戦。日本ハム・大谷が5回2安打1失点で勝利投手となり「(甲子園は)負けた思い出しかなかったので良かった」。阪神・藤浪は5回9安打5失点で敗戦投手となった。

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