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市川越・上條11回10K完封 熱投135球で延長サヨナラ呼んだ

[ 2014年7月20日 05:30 ]

<市川越・北本>11回完封の市川越・上條

埼玉大会4回戦 市川越1―0北本

(7月19日 上尾市民)
 執念が1―0のサヨナラ勝ちを呼んだ。延長11回、左脚に張りを感じていた市川越・上條は2死からストレートの四球。ベンチは救援投手をスタンバイさせたが、最速146キロ左腕は「絶対に代わりたくない」とこん身の直球で次打者を一ゴロに。11回まで0を並べ、その裏に敵失によるサヨナラ勝利を呼び込んだ。

 1メートル72と小柄ながら、大きく胸を反らし快速球を投げ込む本格派だ。失策が絡み5回は2死二、三塁、6回は無死一、三塁のピンチ。それでも「ギアチェンジして、自信のあるストレートで勝負」と最後はいずれも空振り三振で切り抜けた。11回を8安打10奪三振、135球の完封。新井清司監督も「打たれ強くなってきた」と称えた。

 昨年12月の県選抜オーストラリア遠征で、昨春甲子園Vの浦和学院・小島、春日部共栄・金子らライバル左腕に刺激を受けた。その浦和学院や聖望学園など私学強豪が次々と敗退。「チャンスはあるかもしれないけど、一つずつ確実に勝つことが大事」。昨秋県大会準V、今春4強と公立のV候補筆頭。左腕王国の新盟主として川越商時代の89年夏以来25年ぶり、公立では98年滑川以来の甲子園をたぐり寄せる。

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