新垣 電撃トレードでヤクルトへ 34歳、新天地で再生目指す

[ 2014年7月20日 05:30 ]

ソフトバンクの新垣

 ソフトバンクの新垣渚投手(34)が、ヤクルトに緊急トレードで移籍することが19日、分かった。21日に再開するリーグ戦後半戦に向け、双方で交換要員を詰めて、早ければ20日に両球団から発表される。

 借金15で最下位に沈むヤクルトは低迷の最大の要因が投手力で、チーム防御率4・93は両リーグワースト。チーム打率はリーグトップの・284を誇るだけに、浮上には投手陣の立て直しが急務となっていた。そこで経験豊富な新垣に白羽の矢を立てたとみられる。

 新垣は今シーズン前には「今年はやらないといけない。肩が壊れてもいいくらいアピールしたい」と意気込んでいたが、ここまで1軍での登板はなし。2軍でも10試合で0勝3敗で、先発の機会に恵まれなかった。6月には3軍の韓国遠征に志願。先発としてのこだわりを見せてきた。02年の自由獲得枠で入団した新垣は、150キロを超える直球と宝刀のスライダーで活躍。04年には177奪三振で初タイトルも獲得した。06年には自己最多の13勝。昨季は1勝に終わったが、環境が変われば、再生する可能性も秘めている。

 ヤクルトは昨季の新人王・小川は復帰したが、館山が右肘内側側副じん帯再建手術などで今季絶望。新垣とともに山中浩史投手(28)も含めた複数のトレードになるもよう。トレード期限は今月末までで、ヤクルトにとっては後半戦再開直前の緊急補強となる。

 ◆新垣 渚(あらかき・なぎさ)1980年(昭55)5月9日、沖縄県生まれの34歳。沖縄水産では3年時の98年春夏甲子園に出場したが、ともに1回戦敗退。同年ドラフトでオリックスから1位指名を受けたが拒否し、九州共立大に進学。大学4年時には156キロをマーク。02年に自由獲得枠でソフトバンクに入団した。1メートル90、83キロ。右投げ右打ち。

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