太成学院大高ホロ苦8カ月ぶり実戦 左腕・島原3失点&負傷降板

[ 2014年7月20日 05:30 ]

<太成学院大高・南>先発した太成学院大高の左腕・島原

大阪大会2回戦 太成学院大高26―4南

(7月19日 南港)
 ぶっつけ本番はほろ苦いものになった。太成学院大高の最速142キロ左腕・島原は大量リードをもらいながら、制球が定まらない。そして、3回には左ふくらはぎをつって降板。2回1/3を3安打5四死球3失点で、球速は132キロ止まりだった。夏1勝を挙げたとはいえ、対外試合禁止の影響を感じさせた。

 「全然、自分の実力を出せなかった。いつもと違う雰囲気だった」

 部内暴力と部員の喫煙による処分で、対外試合は昨年11月以来。約8カ月ぶりの実戦は紅白戦とはさすがに勝手が違ったようだ。それでも、1メートル86、81キロの成長を見ようと、日米10球団12人のスカウトが視察。島原も「プロ志望届を出します」と、OBの巨人・今村に続くことを夢見て、最後の夏に全てをぶつける。

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2014年7月20日のニュース