【元ハムコーチ吉井理人氏の目】斎藤佑 イメージは06年夏の甲子園

[ 2014年7月13日 09:18 ]

<日・ソ>5回1失点の斎藤
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パ・リーグ 日本ハム2-4ソフトバンク

(7月12日 札幌D)
 日本ハム・斎藤の投球フォームは、私が一昨年まで投手コーチをしていた時と変化していた。イメージとしては、早実エースとして06年夏の甲子園を制した時に戻った感じだ。

 「ヒップファースト」と言って、腰を落としながら体重移動するのが一般的だが、この日の斎藤は軸となる右足を折り曲げて、体を支えていた。以前の軸足を折らない投げ方よりも、彼には右膝を折った方がためをつくれ、踏み出す左足に体重を乗せやすいのだろう。周囲から「左足が突っ張っている」と指摘されることが多かったが、それもほとんどなかった。今のフォームをものにしつつあるのだろう。

 配球的には右打者だけでなく、左打者の内角も突いた。これまでは外一辺倒できれいに打ち取ろうとしているように見えた。内角を投げることによって、いろいろな作戦(配球)を立てられるようになる。ロケーション(制球)も良かった。1点リードの5回1失点で交代。もっと投球を見たかったが、チームの作戦もある。次の登板では首脳陣が「交代しよう」と考えられないくらいの投球をしてほしい。 (元日本ハム投手コーチ)

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