ライアン小川 85日ぶり復帰戦飾れず「勝負勘や危機感が…」

[ 2014年7月13日 05:30 ]

<ヤ・D>5回5失点の小川

セ・リーグ ヤクルト1-7DeNA

(7月12日 神宮)
 ヤクルト・小川は復帰戦を白星で飾ることはできなかった。右手有鉤骨鉤(ゆうこうこつこう)骨折から85日ぶりの1軍登板で、5回を6安打5失点。2敗目を喫し「慎重かつ、大胆にというのができなかった。テンポもカウントも悪かった」と反省の言葉を並べた。

 大黒柱の復帰を祝福するように、今季初めて緑色のサードユニホームで挑んだ。初回こそ3者凡退だったが、2回に2点を先制され、さらにグリエルと筒香に被弾。ボール先行の上、勝負球をファウルで粘られるなど生命線の制球力を欠いた。4月18日阪神戦(甲子園)で、打球が直撃して右手のひらを骨折。約3カ月のリハビリを経て戻ってきたが「勝負勘や危機感を持って投げることが足りなかったかもしれない」と振り返った。それでも開幕投手の復帰は最下位に沈むチームにとって大きく、高津投手コーチは「本人は納得していないだろうが、粘りもあった。次に期待できる」と後半戦を見据えた。

 ▼ヤクルト・中村(バッテリーを組んだ小川について)空振りを取れずにファウルになったり、バットに当てられてしまった。

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2014年7月13日のニュース