熊本工「九死に一生」大逆転 前年代表“あわやコールド”から

[ 2014年7月13日 05:30 ]

<熊本工・八代東>8回、決勝打を放った熊本工の高木

熊本大会2回戦 熊本工11-9八代東

(7月12日 藤崎台県営)
 2年連続出場を目指す熊本工があと2アウトでコールド負けの窮地から大逆転勝ちし、初戦を突破した。

 2―9で迎えた7回。「最後まで諦めるな」。工藤主将の言葉が反撃の合図だった。1死、代打・高橋の死球から奇跡は始まった。勝利を意識した八代東バッテリーが4四死球と乱れたのに乗じて、じわじわと迫る。工藤主将の左犠飛で1点差。なおも続いた2死三塁で小山が一塁への適時内野安打で追いついた。

 こうなれば勢いが違う。8回は1死一、三塁で、2年生の3番・高木が決勝の左前適時打を放った。今年4月、1学年上で野球部マネジャーの梅本健優さんが急性リンパ性白血病で急逝。試合後、涙をこぼした高木は「初戦で、しかもこんな姿で負けるわけにいかなかった」と先輩の分までとバットに思いを込めた。

 春夏の甲子園で熊本最多の45勝を挙げている名門。冷や汗勝利に、林幸義監督は「九死に一生を得た。これが夏ですね」と言葉に実感を込めた。

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