マー君「これも野球人生の一部」 DL入り後初コメント発表 

[ 2014年7月13日 05:30 ]

8日のインディアンス戦で右腕を気にするそぶりを見せる田中

 右肘内側側副じん帯の部分断裂で故障者リスト(DL)入りしたヤンキースの田中将大投手(25)が11日(日本時間12日)、球団を通じて日本語、英語でコメントを発表した。田中が故障について話すのは初めて。チーム、ファンに謝罪し、早期復帰へ全力を尽くすことを誓った。また同僚の黒田博樹投手(39)はオリオールズ戦に先発し7回2失点と好投。今季7勝目は逃したが試合後には田中を気遣った。

 田中は日本語と英語の2パターンで談話を用意し、チーム、ファンへの謝罪に加え、復帰への強い思いを発信した。

 「チームメート、ファンの皆さまには大変、申し訳なく思っております。これも長い野球人生の一部であると受け止めています。皆さまに元気な姿を見せられるよう頑張ります」。DL入りした9日以降、初のコメントはあくまでも前向きだった。

 田中は前日10日、シアトルでチームドクターの診断を受けた。通称トミー・ジョン手術と呼ばれるじん帯修復手術の可能性も残しながら、まずは6週間のリハビリで復帰を目指す。14日(日本時間15日)にも行う、PRP療法と呼ばれるじん帯の組織を再生させる多血小板血しょうの注射から治療がスタート。メジャー移籍の際には「これは挑戦じゃない」と言った右腕はこの日、「I accept this injury as a challenge(このケガは挑戦だと受け止めている)」と表現した。「挑戦」という言葉に、今回のリハビリに対する強い意志が凝縮されている。

 田中離脱の余波は想像以上に大きい。チームはこの日、首位オリオールズにサヨナラ負けし、勝率は5割に戻った。投手陣の補強には既に動いており、アスレチックスから33歳の左腕、ジェフ・フランシスをトレードで獲得。今季は主にリリーフで0勝2敗1セーブ、メジャー通算70勝80敗、防御率4・95の左腕をジョー・ジラルディ監督は先発でも起用する意向。ブライアン・キャッシュマンGMは、さらなる補強の可能性も示唆した。田中が最速で帰ってくるのは8月下旬。「1日でも早く復帰できるように努めること」という右腕の存在がひときわ、クローズアップされている。

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