原監督 3回も「ツキがあった」 亀井の好捕は「スーパープレー」

[ 2013年10月26日 22:17 ]

8回2死一、二塁 松井の打球を亀井が捕球し手をたたいて喜ぶ原監督(左から2人目)

日本シリーズ第1戦 巨人2―0楽天

(10月26日 Kスタ宮城)
 巨人・原監督は「ツキがあった」と3回も口にした。

 まずは楽天の半分以下の4安打ながら2点を奪い逃げ切っての白星に「日本シリーズの独特の緊張感の中、我が軍にツキがあった」と振り返った。チャンスらしいチャンスは5回のみ。そこで長野の先制打が飛び出した。

 2つめのツキは先発の内海。6回6安打無失点も初回を除いて毎回走者を背負った。「内容はともかく、ゼロで抑えた。ツキがあった」と指揮官。いつやられてもおかしくない雰囲気だったが、要所を締めたあたりは、好投しながら敗戦投手となった新人則本との経験の差だった。

 そして最大のツキは8回の左翼・亀井の好捕。左翼を襲った打球は外野の間を抜けたかに思えたが、最短距離で飛球の落下点にたどり着いた亀井のグラブに収まった。「いいポジショニングだった。スーパープレー」と原監督。先制点を呼び込む二塁打を放ったのも亀井。短期決戦にはこういう運を持った選手が勝利のカギを握っているようだ。

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